Q.消費者金融の利用規則のところに、遅延損害金という項目があります。ですが、これの内容がよくわかりません。遅延損害金とはどういったものなのか?それと、返済が遅延した場合、消費者金融からどういったアプローチがあるのかを教えてください。

A.遅延損害金とは、借金の返済が期日通りに行われなかった時に、消費者金融に対して、追加で支払うお金の事です。この金額は、行為に対して言っていなのではなく、借入金額に比例して大きくなっていきます。遅延損害金お計算方法は、借り入れをした元金に対して、大体20%の追加利息を取るという形になっているのが一般的です。遅延損害金が発生するタイミングは、借り入れをした支払い期日を過ぎた日から日数をカウントしていきます。また、この遅延損害金は計算が独立していて、今までの利息とは別物になります。あくまで元金をもとにして遅延損害金は計算されます。

返済が指定通りにできなかった場合、消費者金融から電話があるケースと催促状が届くケースがあります。この順番は、消費者金融によって違いますが、どの消費者金融も両方のアプローチをしてくることが多いです。遅延損害金の納め方も様々です。一番多いのは、返済する口座と同じところに振り込むことですが、中には店頭まで行かなくてはいけないケースもあり、面倒なことになります。借り入れをした場合には、絶対に期日を守るようにしましょう。遅延損害金が発生している時も、通常の金利はどんどん積み重なっていきます。

返済遅延が原因で考えられる自分への影響は何があるのかなあ

借入の返済は、借入や返済になれてきた頃にうっかり忘れや、日程の勘違いなどが出てくるものです。そのようなことがあると、私たちの知らないところで、自分評価に影響があるのでしょうか?うっかり忘れてしまった時も、どうしても返済日にお金が用意できない時も、私たちが最初にすることは、電話です。借入先に電話を入れ、なぜ遅れそうなのか、いつ払えるのかということや、うっかり忘れていたことを伝えます。気がついた時にこちらから連絡を入れることで、ずいぶん印象が違いますよね。

忘れたー!でも連絡ないな?というので、連絡を待つ側に回るのは危険です。金融業者は「この人の入金がない」ということは常にチェックしていますから、その日の夜中12時には、「返済なし」とチェックされます。それが何日も続くと、信用情報機関に報告が行きます。もし、事前連絡しておくと、何日後に入金になることや、うっかり忘れで翌日には入金になるということがわかります。そして予定もたちます。未入金だったとしても、その後の処理がスムーズにいくように心配りをするのが忘れた側の責任なのです。

会社によっては、2?3日の遅延なら、信用情報期間に報告せずにおいてくれるとも聞きます。そんなことをきくと、ますます連絡を忘れちゃいけないって思いますね。ただし、遅延損害金は支払うことになります。各金融機関が決めている遅延損害金が返済日の翌日から発生します。その利息は会社によってまちまちですが、通常金利よりは高くなっていますので、なるべく早めの連絡と返済が好ましいですね。

そして、うっかり忘れも通用するのは年に多くても1?2回といわれています。この程度で、気がついた時に連絡を入れれば、情報機関に連絡をせずにおいてくれるところも多くあります。このように、私たちが知らないところで自分の評価が下がることが自分への影響といえるでしょう。万が一自分で評価を下げるようなことがあったとすれば、負の成果がみられるのは、次にローンを申し込んだときです。審査に通らない現実を前にしたとき、自分の評価は下がっていると思わざるを得ないでしょう。

さらに、消費者が度を超すとカードの解約や限度額の引き下げといったペナルティが課せられる場合もあります。たった1回か2回の遅延で、将来の自分の可能性を奪うことになるのです。見えない部分こそ真っ白でいたいですね。

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